紀勢トワイライトの「赤」と「深緑」・風景撮りの罠
何であんなことを書いたのかというと、1回目の「紀勢トワイライト」に関連するブログ。
非常に天気が良くて劇Ⅴとか大勝利とか言う言葉が踊ってました。
真逆の意味
水を差すようで申し訳ありませんが、全く私には理解できなかった。
いい景色に対して赤い機関車DD51重連、そして7両のトワイライト編成は深緑。
青い空、広い海、そして緑の山々。その背景を出したおかげでトワイライトが
見事に潰れたカットの多いこと・・・
それで満足出来りゃ結構ですが、ただでさえ人が多いのは分かっていたので
全く撮る気なしでした。
私自身、トワイライトエクスプレスの撮影は億劫なんです。
あの深緑は非常に色が出にくいんですよね・・・
ベストは日の出、日の入りから来る斜光線ではないかと思ってます。
そんな折、紀勢トワイライトが12月にも走る。どうしようかと迷っている矢先、とあるブログを
発見。順光ポイントのカットでしたが、そこで1発勝負で構えることにしました。
10月末の光線でしたが、そこから1ヵ月もすればもう少し光線は南下し正面ではなくサイドが
映えるのではないかという読み。明るくなると、周りの背景も冬の色に近い感じ。
残念だったのは、先頭のDD51のくすんだ色に対して次位DD51が映えた色だったこと。
そこは色の濃さを上げて調整しました。サイドが光って、黄色い帯が映えてくれたので吉かな。
逆に言えばこれ1カットだけで行った甲斐があったと思ってます(一応返しも撮ったけど)。
トワイライトとDD51原色重連、両方を映えらせるにはそう簡単ではないようです。
2014.12.7. 撮影