何事もなく仕事が終わり、旅に出ては看板車を撮り仲間内でトークをする週末。平穏な流れが一変した一報に絶句。
ファンの心中、察するに余りある
3曲歌いあげ力尽きるなんて・・・あの病名イヤでも思い出す人が居るんだ。
橋本真也選手ですよ、同じ脳幹出血で40歳で旅立たれた。爆勝宣言を流し、「ハッシモト!ハッシモト!」と歓声が上がる中での出棺は今でも忘れられなくて。脂がのって円熟味が増してきたときの訃報というのは正直キツい。ファンというわけではありませんが、私からすれば25年撮り続けている看板車。ほぼ毎年出してくれて今年もやってくれた、撮らなきゃねっていつも思ってしまうのですよ。金沢だろうが静岡だろうが、チャンスがあればわざわざ出向いて撮ってたんですから。
何かと最近の「名古屋」というところはボタンの掛け違えがここまであるんかよというほど、出来なかったのよね。そんな中でも辛うじて見つけ出して射止めたりもしましたが、今回はあのような中で果たして撮って良いものなのか、考える時が多々ありました。前日にその一報が届くと一層迷いは深まりました。
でもね、或る以上は撮る決まり、そしてそれをより良く昇華させることこそトランポ屋の使命なのかもしれない。生きていた、いや今でも活きているという証を撮ると。魂は決して力尽きてないって。だからこそ渾身の力を込めて現すことにしました。
出立もまた華
やっぱりBUCK-TICKさんは何時までもカッコエエんですよ・・・トランポ屋から見ても櫻井敦司さんはカッコエエ生きざまだったんですよ。
黙祷
2023.10.26. 撮影