12月9日昼前。
仕事が終わってかなり空き時間が出来てしまう・・・前々から考えていたことがあって、夕方の画を作りたいという願望がわく。支障がなかったので、許可をいただいて仕事を切り上げて関西方面へと旅をする。ところが肝心のブツが通過17分前で無情の雲で惨敗を食らう。
とは言えど、その時間に来たのはもうじき消滅の的になるであろう近鉄8000系L89。せめてものなぐさめ・・・になるわけなく。このまま雲でヤられたまま帰るのもシャクなので、1時間も走れば着く大阪城ホールへと向かうことにしました。目的は矢沢永吉看板車、大阪城ホール名物5台縦列駐車。
何時まで嘆いてもそうなっては仕方ない、即座にアタマを切り替える。
5台縦列駐車に流れ雲を添える。大阪城ホールの撤収はアルフィーさんと被ってしまうので残念ながら今回は此処まで。
ここでもまた「人」を見る。やはり、ファンの方がチラホラいらっしゃいましたが、その方々から撮りを依頼されたのでお手伝い。ならば折角なのでこちらもトランポ屋のノウハウで更にお手伝い。人の輪というのはこういうところからも生まれてきますが、こちらとしても実はスキルを上げるための一つの手。撮るという欲が性格に現れる撮り鉄には全くない世界、人のために撮るのも自分には必ずプラスになると。ありがとうございました。
翌日12月10日は、BUCK-TICK看板車とTHE ALFEE看板車を撮影するスケジュール。朝の搬入後、性懲りもなく関西へと向かい2度目の正直。
近鉄特急あをによし、夕方の光線がどうしても撮りたかった。3年前、この地でスナックカー大和西大寺行き特急を撮ったこの地は影がスッと消える奇跡の地。とは言えど、その時間から10分早い通過。次期ダイヤ改正ではそれがもう20分も早く通過してしまうので、掛かる影が色濃く残ってしまうから改正前に行くというのが行軍の真意。30分の差は非常に大きいのと、おでこに影が残るのも全く同じ計算。過去データが非常に役に立ちました。