意表を突かれたダイヤ変更
内側からつける「吉野連絡」がなくなり、NSやNの橿原神宮前奈良の行き先幕も消滅。
まいったな・・・
この立ち位置はずいぶん通ってますが、冬の時期はベストに見えてそうではない。
なぜなら低い太陽高度からくる影が切りたい位置にモロに被るから。
立ち位置も影の位置もピンポイントでなければならない難しい現場。
だから少し切らないと使えない、かつ早い時間では影はもっと手前に来るのでダメ。
以前、「NS+Nの美」というタイトルを出したことがあります。
あのときはKinki Kidsの看板車を撮りに大阪へ向かい、青い103系が奈良線を走っていたので
1回名古屋に帰って忘年会に行って翌日行軍、現場近くで仕入れた情報をもとに詮索。
当然同業者なぞいない。
慣れた立ち位置ってのはこういう時に役に立つと心底感じました。
これを基にして撮れるのであればぜひどうぞ。
ただし、編成や気象状況を加味しても簡単にはできません。
特にNS+Nで来る確率はそう高くないし。
ブツ6でN+AS+ATのような編成も来たりするんですが、それも高くない確率。
この時はおそらくNS37+N53じゃないかな?
パンタグラフを揃えたいのであれば、なおのこと確率が下がるので妥協も戦術。
午後2時と午後3時では後者のほうがいいと思ってても、休日では撮れないわけですから。
それに名阪特急新型車両投入は、同時にNSとNの引退フラグが立ったということ。
吉野連絡の輝きこそ、NSやNの花形運用だと私は思うのです。
2015.12.20. 撮影
逆に22000系AL+ASの旧塗色の併結吉野連絡もレアなのかもしれません。
それもまた運用と確率よりけりですが。