ツートンで撮った画も東海色で撮った画もありますが、個人的にこのキハ11の2連目は気に入ってます。

陽の上がる美しい光線目と、もうじき見れなくなるやも知れぬ光景。
撮っとけば良かったなどという後悔はしたくない。
2016.2.4. 撮影
ハッキリ申し上げると
キハ11・0番代2連の907C
キハ40先頭の938D
これを狙うのは単にツートンを追うより難しい。
大抵の同業者さんは夜明け時期になると池の浦界隈に出るでしょうが、うちは907Cがメインでした。3度目の正直でやっとこさ白キハ先頭。

で、今日の撮影は前回の撮影から3週間経って気候ががらりと変わりました。
晴れに見えて、微妙なモヤ。微妙な白い空に撮影意欲が次第に削がれてしまいました。
先週木曜の天気は冬型に近い気候ゆえに最高だったわけで、そういう時に938D先頭はキハ40、翌日の907Cはキハ11・0番代の2連。こればかりは巡り合わせがなかったんだなと。
今日はみえ51号で撮影は切り上げ!
2016.2.28. 撮影
今週の週間予報はやはり気温が高いため、撮りに使える日があるかどうか。
個人判断ではかなり厄介な時節になってきたようです。
年末は1回行った日野で「あずさ」をやろうかという流れでしたが、2週間前から急に浮気が底知れぬ愛媛ロケハン地獄へと誘ってくれるので。
徹底的に調べ上げたのは特急宇和海が走る区間。
1番の真意は、量産先行車TSEを狙う。その次にアンパンマン列車。
数日前になるとGPVで予定組みをするのですが、やはり天気がコロコロ変わる故にホテルが使えないというデメリットもアリマス。
案の定ですがその雑誌には今回行ったような画はなく、アンパンマンしおかぜ中心になってましたが、12~1月の中予・南予地方の区間でTSEと8連のアンパンマンしおかぜを同日に撮影するのはまず不可能。そんなので高速に乗るなんざナンセンスな話。同じ区域に2日使ったのは、天気だけでなく光線目の確認と構成の練り直しも必要になってくる。31日に土讃線界隈で撮影したキハ32の2連も単純にいろりやのうどんと晴れを求めて移動しただけの話であって、1日おきの運転であるドキンちゃんは撮れても、ばいきんまんは残念ながら縁がなかった(ちなみにばいきんまんの編成は1両一般車が連結していた)。
特急宇和海のアンパンマン列車4両が綺麗に入る立ち位置があっただけでもロケハンのし甲斐があった。今度の改正で特急宇和海はグリーン車が廃止され、アンパンマン列車は3両しか残らず繁忙期は一般車が連結されて編成美が失われる。どうせ雑誌に載せるんなら、正月に合わせて載せりゃ良かったものを。そしてTSEも1両増結はしていたものの、光線目の読みが外れてしまったクチ。

2015.12.30. 撮影
失敗から学ぶためにも「1日」余分に作るのはうちでは常套手段。
よそのブログでは、曇ったからまたリベンジしたいとか書いてあるのが間々あるんですが、本当に天気予報を見極めているのかというと、実際そうではないようなオチが結構散見されます。
そういやここ2週間参宮線界隈にも行ってません。
先々週は天気が冴えなく、先週は仕事になってしまいました。
是もまたよそのブログでは完璧に晴れている感じではないのも分かった。
伊勢界隈に微妙な薄雲が漂っているのを見てしまうと、仕事でもええかなとも感じるわけで。
天気予報は当てにならない、ピンポイント天気も今一つ、GPVだって外れる時が多い。
一番当てになるのはライブカメラかもしれません・・・これに関しては何度も通って経験を積まなきゃならんようです。参宮線界隈は今度の木曜が当たりでしょうが、やっぱり仕事になってしまうわけで。2~3週間も行かないと全く光線目が変わってるから、行こうにも無駄足になるやもしれぬ。
朝の四日市でバックナンバーを攻めましたが、ケツはロケーション的に断念。

朝夜で回避は出来ますが、ごくまれにどちらかを捨てなきゃならない時もあります。
とは言えど、行けると踏んで撮っておけば後が楽になる。
先手は打ってナンボ。
2016.2.12. 撮影
最後ということで同業者が集まっては来てるんですが、?というような動きをするのも実際居る。
自身もどうでもいいカットを何枚も撮りながら、光線目詮索とロケハン。
同じところを何往復もして出した答え。
1時間弱で2カットは行けることは分かった。
橋の定番は初めから撮る意欲がありません、と言うより大概の人は定番に行きたがる心理。
それを逆手に取り、入念に調べ上げて準備をし、そして臨機応変が重要なのです。
2016.2.4. 撮影
理由は一つ、一点勝負でないと不成立になるから。

数を撮れば撮るほど、場所が無くなるという計算も必要なようで。
それと、とある現場には何かよからぬものが括り付けてあったようで。
どうなったんでしょうねぇ・・・?
2016.2.7. 撮影
意図が分からない置きゲバはトラブルの元、何でも置けば良いってものでもなし。
その主がどういう風に撮る意志があるかわからないので、その現場では視察だけでした。
こういうのが出ると汐時かのう・・・?
この界隈の立ち位置は道路が併走しているため、並列している電柱は避けられない。
よそのブログでは電柱モロ写り、しかもありがちなカツカツ画。紙には焼けないようなのがあちこちに転がっている。
そこからどうやって撮るかを2週通って出した結論。勿論、入らない立ち位置での撮り。

本番の後にも練習電になりうる列車はあるわけだし、何より此又データベース。
2016.1.31. 撮影